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Amazon.co.jp 『Surfer Girl』は、ビーチ・ボーイズの3作目のアルバムにあたるが、バンドの創設者にして創造面での中心人物、ブライアン・ウィルソンがプロデュースを担当したのはこれが最初だ。
それまでのアルバムとの違いはオープニングの2曲からして際立っている。
その2曲、「Surfer Girl」と「Catch a Wave」は、後の独特のビーチ・ボーイズ・サウンドをうかがわせる青写真にもなっている。
前者はブライアンのファルセットが優しく舞い上がる、音楽的にも洗練されたバラード。
後者はマイク・ラブのトレードマークだったトゥワングをフィーチャー。
いわゆるサーフィン・ミュージックを一躍世に知らしめたギター奏法だ。
どちらの曲も、それ以前と比べてバンドのハーモニーが引き締まっており、随所に冒険的な試みを見せている。
同様のアーティスティックな姿勢が再び現れるのが「Little Deuce Coupe」と「In My Room」だ。
特に後者のバラードは、ブライアンが持てる才能をフルに発揮した曲で、彼の内省的な精神が早くも垣間見える。
奇妙なタイトルの『Shut Down, Part II』(以前に出たヒットEPの事実上の続編)は、海と太陽への皮肉なこだわり(デニス・ウィルソン以外のメンバーはサーフィンをやらなかった)から1歩踏み出して、クルマというサブカルチャーにも手を伸ばしたアルバム。
結果的にむらの多い作品となったのは仕方のないところだが、それでも出来のいい曲においては聴きどころに事欠かない。
マイク・ラブがリードした「Fun, Fun, Fun」、ブライアンのフィル・スペクターへの傾倒ぶりがよく分かる「Don’t Worry Baby」、過小評価されてしまっている「The Warmth of the Sun」などがその好例だ。
ボーナス・トラックとして、「Fun, Fun, Fun」のシングル・ミックス、「In My Room」のドイツ語ヴァージョン、これまで未発表だった、ウィルソンとラブによる非常に実験色の強い曲「I Do」を収録。
ブライアンは両アルバムについて短いコメントを解説書に寄せており、David Leaf(ビーチ・ボーイズの草分け的な伝記本『The Beach Boys and the California Myth』の著者)がトラックごとに曲を解説している。
(Jerry McCulley, Amazon.com)
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2012/12/15 (Sat) 23:13:51
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